暗い夜道のドライブは、
いつもよりとても特別感を感じました。
昨年までは仕事の関係で、年末年始は元旦しかお休みがなく、
身体を休めること優先で、近場にしか出かけることはありませんでした。
年末年始を2人でゆっくり過ごせることにありがたさを感じ、
何気ない会話や空気感を楽しみました。
あっという間に、大阪、奈良と進み、
なつ「もう半分過ぎてるわ!もうすぐやね~!」
と、到着にわくわくしていました。
だんだん民家が減り始め、道幅も狭くなり
いつのまにか、険しい山道になっていました。
真っ暗な道で、街頭もなく、
車のライトで照らされた先はゾッとするような森林と、
横は崖、車1台しか通れないくらいの絶望的に狭い道でした。
不安になりナビをみてると…
何このうねうね道!!!!!
しかも、結構長い…
もう、後戻りもできないし進むしかない!!!
少し前までの幸せな気持ちはなかったかのように、
スリルと緊張感満載のドライブをすることとなりました…
幸い、その時間帯は車通りも少なく、
すれ違った車は2台だけでしたが、
すれ違えそうな所まで暗い道をバックで進み、崖ギリギリに車を寄せるのは苦労しました。
(…ほんと運転ありがとうっ!!うすけ!!(;_;))
2人とも身体を前のめりにさせながら車を走らせると、
民家を見つけ、道もだんだん広くなっていきました。
この険しい山道を抜けたのに安心した2人は、急にぐったり。
果てしなく感じた山道はやっと終わりを迎え、
もう少し と励まし合いながら残りのドライブに挑みました。
…つづく
後日、この山道を調べると、
国道368号 三重県にある『仁柿峠(にがきとうげ)』という場所でした。
過去にこの峠を通られた方も苦労された方が多く、
意外と交通量が多くトラックが通ることもあるそう…ゾッとします…
下調べすることは大事ですね…